宗右衛門 『鉄道ジオラマの世界』 作品集 『春の記憶』シリーズ
ローカル線を旅していると、初めて意見る風景にも関わらず、懐かしさが込み上げるときがある。 古い木造の駅舎や跨線橋、ホームの待合室。 もちろん駅前の風景にしてもそうだ。 ホームに降り立った瞬間、あるいは改札を一歩出た瞬間に感じる、タイムスリップしてしまったような感覚。 急速に時間の経過が緩やかになり、ずいぶんと長い時間をその風景の中で過ごしてきたような錯覚。 目の前の風景に、自然と溶け込んでいる自分に、やがて気付くのだ。
春の夜は、瞬く間におとずれる。 駅舎やホームに明かりが灯り、静寂な風景が現れる。
駅前の桜はライトアップされ、駅の主役が到着するれば、いっそう旅情豊かな空間へと移り変わっていく。
◆ 作品サイズ 900o×280o×100mm ◆ 人 物 TOMIX社・KATO社製品を加工・着色 ◆ 駅舎・跨線橋・ホーム グリーンマックス社製品を加工・着色 ◆ 桜・樹木・草花 自作 ◆ その他ストラクチャー TOMIX社・グリーンマックス社製品を加工・着色
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