宗右衛門 『鉄道ジオラマの世界』 作品集 『夏の記憶』シリーズ
ジリジリと地面を焼き付けるような陽光。 草木も畑の植物も、強い夏の陽射しの中では、ただただじっとしていることしか術はない。
そんな夏の昼下がり、彼だけは時間通りに業務を遂行している。 彼の名は「トクジロウ」。 まだまだ子犬だが、彼のテリトリーは結構広いようだ。
線路脇の畑にも容赦なく夏の陽光は降り注ぎ、何もかもが眩しく見える。 錆び付いたドラム缶には、作物のための雨水が蓄えられているが、この暑さでは水はお湯になるか蒸発するしかなさそう。
今年はじめてトマトを育ててみたけれど、栽培方法がいまひとつよくわからないものだから、葉っぱば かりが育ってしまって、 トマトはあまり実らなかったりする…。
作物だけではものたりなくて、線路脇に草花を育ててみるのも、大切な仕事なのだ。
◆ 作品サイズ 160o×120o ◆ 犬 ・ 線路 TOMIX社製品 ◆ ストラクチャー 自 作
Hide車両工場 様 蔵 (北海道札幌市)
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