宗右衛門 『鉄道ジオラマの世界』 作品集 『春の記憶』シリーズ
遠くにバスのクラクションが聞こえました。 カーブが多く道幅も狭い路線なので、運転士は安全確認に苦労する道だそうです。 枝垂桜の下でひとりはしゃいでいた孫娘が、遠くにバスの車影を見つけみたいです。 「おばぁ〜ちゃん バスがきたよ〜!」と、女の子が指を差しています。 「ほら、ほら、早く降りておいでよ!」と、手招くおばぁちゃん。 女の子の言葉を聞いたひとり旅の女性は、待合所のベンチから立ち上がり、 バスがやってくる方向を目視し、撮影のチャンスをうかがっています。
元気な声と笑顔、そして少しの緊張感が、のどかな春の「日向が原バス停」に しばらくの間漂っていました。
◆ 作品サイズ 100mm×100mm×85mm (台座を含む) ◆ 人 物 TOMIX社製品を加工・着色 ◆ ガードレールKATO社製品を加工・着色 ◆ ベンチ・ネコ ウッドランド製を加工・着色 ◆ その他ストラクチャーは全て自作
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